街の交通状況はいつも性格テスト。スムーズに流れたり渋滞したり、ドライバーの気持ちは浮いたり沈んだり。超ストレス!
一曲を通じてのテンポは変わらないものの、rhythmic displacementによる巧妙に計算された変拍が、変速する際のスリリング感を演出。巨匠ドラマーVinnie Colaiutaの超絶なテクニックが、「画龍点睛」のようにこの曲を完成させている。
仕事帰りには羽を伸ばそう。さあ今宵、いろんな仲間たちとの宴の始まり。飲んでひとしきりしゃべったら、また次の店にハシゴだ。
ファッショナブルな夜のムードがポップスのリズムに乗る。ベースが物語の主役。巨匠ベーシストAbraham Laborielによるソロの連続。リズムとともに変化する風景の数々に、大いに魅了される。
都会でのジムの人気は高まるばかり。健康を願いながらも専門的でないとね。トレーニングの順序には気を付けて!
この曲は、ウォーミングアップ、ランニングマシンにストレッチ、ウエイトトレーニング、有酸素運動、リラクゼーショントレーニングのプロセスを「起承転結」として描いている。80年代復古調のジャズ・ロックのリズムはまるで心臓の鼓動よう。巨匠ギタリストのFrank Gambaleによる鮮やかで激しいソロのテクニックに熱い血がたぎる。
休みの日は街を離れて郊外の散策。美しい山林の風景に手が届く。大自然のマイナスイオンが精神を高め、気持ちはリラックス、プレッシャーからも解放。
この曲はラテンのリズムが融合した清々しい小品。曲の転換は山の天気の変化のよう。また、巨匠サックス奏者Eric Marienthalの優雅なソプラノ・サックスのメロディーがそよ風のように心をくすぐり、楽しい気分にさせる。
(ゲストミュージシャン:パーカッション/呉政君)
エネルギッシュで躍動的なピアノのリズムが一日の幕開けを告げる。クラシック・ギターとサックスの優しい共鳴が、街の人々が互いに支え合い、ともに夢に向かって進む物語を語る。
(管楽器編曲:蘇逸哲&李承育、ゲストミュージシャン:トランペット/Danny Deysher、トロンボーン/王于維、テナー・サックス/魯湘永、パーカッション/呉政君)
街の通りを気ままに往来。この街の姿をゆるやかに味わおう。流行のポップ・ジャズ調のこの曲は、印象的なギターのリフが柔らかなウインドシンセを引き立てる。George Benson風のギターは、軽快で心地良く、踊り出したくなるような音色を紡ぎ出す。自由で軽やかな気持ちを表現。
(管楽器編曲:李承育、ゲストミュージシャン:トランペット/Danny Deysher、トロンボーン/王于維、テナー・サックス & EWI/魯湘永、パーカッション/呉政君)
街角は常にドラマチック。曲がり角に現れる人、消えていく人。悲喜こもごも。別れても色褪せることのない記憶。またいつか街角で逢えたらいいね!
アルバムの中では唯一の優しく叙情的なバラード。入念に計算され行き来するシンセ・ベースのラインが、恋人の囁きのようなエレキ・ギターのメロディーと響き合う。静かな夜更けに相応しい一曲。
(ゲストミュージシャン:パーカッション/呉政君)
クリスマスは、お決まりのメンバーどうしのパーティー。恋人たちにとっては愛を深めるひと時。この曲で描かれるのは、一組のカップル。クリスマスの当日、男性が用意するサプライズを女性が遠回しにことごとく断り、別れを切り出す。過ぎ去りし日々に強いられた不公平感や耐え難かったことの数々。男性は縒りを戻したいと願う。しかし、女性は結局自分を自由にすることを選ぶ。そのまま前に進め。
(管楽器編曲:于紹友&李承育、ゲストミュージシャン:トランペット/Danny Deysher、トロンボーン/王于維、テナー・サックス/魯湘永)
風に吹かれるがままの乱れ髪。ハンドル握り締め、車を停める場所を探す気もない。ただ喧騒に向かい突っ走り、スピードメーターなんて知ったことか。全ての風景がこんなにも心地良い。これぞ人生!
この曲は現代的センスあふれる管楽の編成に、トランペットの音色とテクニックが花を添え、多様性に富んだ作りとなっている。
そして、ウェストコーストファンクのスタイルを色濃く持った1曲でもある。ベースが強烈なスラップのリズムを刻み、軽やかな自由気ままさが伝わってくる。
(管楽器編曲:李承育、ゲストミュージシャン:トランペット/Danny Deysher、トロンボーン/王于維、テナー・サックス/魯湘永)
ボーナス・トラック:
台湾パイワン族の古謡『孤独な想い』、『懐かしの舞曲』と排灣族の歌手桑梅絹の作成『祝福する』を採譜し改編した楽曲。台湾先住民の五音階とワールドミュージックの間を流れる果てしない源流。これまで多くのミュージシャンが絶え間なく探求、再現してきた。驚くべきほどの、宝の山のような先住民族の音楽を台湾が有していることは、どれほど誇るべきことだろう!この先住民族の古謡はジャズの概念で演奏曲にアレンジし直されている。ラテンのリズムと打楽器が15/8拍子から4/4拍子へと変拍子し、先住民族のボーカルがそこに組み込まれていく。
(編曲:Martin "Musa" Musaubach、創作:桑梅絹、ゲストミュージシャン: パーカッション/ 吳政君、ボーカル/ 桑梅絹、口琴&ボーカル/ ラカ·ウマウ、採譜/ 陳妍心)
客家八音(はっかはちおん)と呼ばれる伝統曲の中から『鳳凰歌』を改編。全体を通して長調の喜びに満ち溢れる曲調。昔年の楽しさを電子音楽で解釈し、往時の美しいメロディーを現代の暮らしの中に伝えてくれる。セピア色の喜びは決して色褪せることはないのだ。異なる時代において、それぞれただ輝いているだけなのだ!
(ゲストミュージシャン: チャルメラ/ 魯湘永、採譜/ 陳妍心)
※訳者注1:客家は「はっか」と読み慣わし、約2千年前に中国の中原(黄河中流域)から戦乱を逃れて南方の福建、広東等に移動したエスニックグループで、台湾には約300年前から戦前にかけて移民した。台湾の人口の約15%を占めると言われる。「客家八音」は客家の伝統器楽曲で8種類の楽器が用いられることからこう呼ばれている。
恒春民謡のスタンダードナンバーである『思想起』と『恒春小唄』が題材。チルアウトとゴスペルを融合させたアランジにDillaのリズムが乗る。ホーロー民謡の代表的楽器である月琴と殼仔弦(二胡の一種)が、素朴で飾り気も無く、南方の灼熱とまったりとした情感を演出。ほろ酔い気分を感じさせるのでは?
(編曲:Martin "Musa" Musaubach、ゲストミュージシャン: パーカッション/ 吳政君、殼仔弦/ 蕭詩偉、六弦月琴、採譜/ 陳妍心)
※訳者注2:ホーローは漢字では「福佬」と表記し、約400年前から戦前にかけて台湾に移民した福建系漢人を指す。台湾の人口の約70%を占める。
南管・北管戯曲の銅鑼と太鼓、そして西洋のファンク音楽が対話する楽曲。二胡と中国の横笛「梆笛」が客家のメロディーを奏で、ピアノがブルースの音階コードを融合、そこに揚琴・古箏・琵琶のサブ演奏が加わり、都会人が騒がしい所から自然に立ち返り、森に戻った際の心に響き高鳴る鼓動を表現している。
ゲストミュージシャン:二胡/ 蕭詩偉, 梆笛/ 黃淑靖, 揚琴/ 賴綵妍, 箏/ 陳宛琳, 琵琶/ 陳妍心, パーカッション/ 吳政君, バイオリン/ 盧耿鋒、朱育佑、林思諭、沈羿彣, ビオラ/ 黃玲娟、歐聰陽, チェロ/ 歐陽慧儒、王鈺凌, 弦楽アレンジ/ 李哲藝
東方と西洋の文化を結合させた一曲。東洋の楽器、三味線、尺八、筝の五音音階と西洋のファンクミュージックのリズムを融合し、現代の都市空間に古代建築が混じり合い、新しい物と古い物が巧みに交錯するビジュアル、そして静と動、禅と哲学の関係性表現している。
ゲストミュージシャン:三味線/ 鍾於叡, 筝/ 陳宛琳, パーカッション/ 吳政君
伝統的な北インドの弦楽器シタール、擦弦楽器エスラジ、サイドフライングフルートのバーンスリー、太鼓タブラが主旋律を奏で、インド古典音楽の音楽理論に現れる旋法ラーガを基調に、継続的で変化のない低音ドローンを加え、インド音楽の音階を合わせ、1000年に渡る神秘的で悠遠なガンジス川とインドの人々の一生、苦楽や禍福を共にする関係を表現した一曲。
ゲストミュージシャン:シタール/ 吳欣澤, エスラジ & 太鼓タブラ/ 若池敏弘, バイオリン/ 盧耿鋒、朱育佑、林思諭、沈羿彣, ビオラ/ 黃玲娟、歐聰陽, チェロ/ 歐陽慧儒、王鈺凌, 弦楽アレンジ/ 陳妍心, 李哲藝
中世の城の前で旅人が、遥か昔、中欧民族が山を越え、川を渡り、苦難多き遠征に出た栄光を追想する様を表現した一曲。伝統的な中世ヨーロッパの楽器に中欧民謡のメロディーをのせ、霧がかった明け方、出征のラッパが響く。テンポの早いギターとシンコペーションのリズムが、両軍の大戦前の緊張した不安な雰囲気を表現し、悠々たる弦楽器が荘厳な雰囲気を際立たせる。
ゲストミュージシャン:フリューゲルホルン/ Danny Deysher, トロンボーン & ユーフォニウム/ 鄧世偉, バイオリン/ 盧耿鋒、朱育佑、林思諭、沈羿彣, ビオラ/ 黃玲娟、歐聰陽, チェロ/ 歐陽慧儒、王鈺凌, 弦楽アレンジ/ 蘇逸哲, 李哲藝
アフリカのマリンバと太鼓ジャンベがオープニングを飾り、重なり合う主旋律の反復音楽がアフリカ部族の集会で歌われる民謡を表現している。アフロ・キューバン・ジャズのリズムが律動を生み出し、そこに金管五重奏と即興演奏が加わる事で、主旋律とバックグランウドミュージックが交錯し、旅人が見た狩りや追走、荒々しく走り回る感覚を表現している。
ゲストミュージシャン:トランペット/ 古嘉訢, トロンボーン/ 何亞瑩, ボーカル/ 拉卡·巫茂
クラシックギターでフラミンゴをスウィープ奏法と激しいタップで演奏し、そこにペルーの木製太鼓、カホンを軽くタッピングする手法で生み出されるリズムを合わせ、指鳴らしテクニックのパルマスとアコースティック・ベースで、太陽が照りつける南欧地中海の国々にて、至る所で情熱的な男女が音楽に合わせてダンスを踊る風景を表現している。
ゲストミュージシャン:ナイロンギター/ Roberto Zayas, パーカッション/ 吳政君, バイオリン/ 盧耿鋒、朱育佑、林思諭、沈羿彣, ビオラ/ 黃玲娟、歐聰陽, チェロ/ 歐陽慧儒、王鈺凌, 弦楽アレンジ/ 陳妍心, 李哲藝
都市の拘束から離れ、夕方、電子音楽と情熱に満ちたスペインイビサ島の夕日が映えるビーチにやって来た。エフェクターとエフェクツペダルを通して、ソプラノサックスが柔らかい音色を奏で、躍動感にあふれた自在な電子ドラムのリズムが重なる。カジュアルでレイジーなピアノの即興演奏が、聴衆を幻想的な音楽世界に引き入れる。
異国の雰囲気を醸し出すラテンのリズム、トゥンバオにフレットレスベースを合わせ、クラシックギターとフルートの和声に、バリエーション豊かな重層的なラテンの打楽器を加え、厚みのあるユニークな音楽を奏でる。旅人が南アメリカのジャングルを探索し、そこで出会った未知の世界に対する震撼を表現している。
ゲストミュージシャン:ナイロンギター/ Roberto Zayas, パーカッション/ 吳政君
タンゴの魂、バンドネオンが張力に満ちたヴァイオリンとクラリネットと融合し、クラシックなグランドピアノと伝統的な低音ベースの伴奏が、時に情熱的でワイルド、時に繊細で優雅な音楽スタイルを表現している。バーにて寂しい二人の魂が通い合った時、孤独だった二人の情欲的なゲームがここに展開する。
ゲストミュージシャン:アコーディオン/ 張瀚中, バイオリン/ 盧耿鋒、朱育佑、林思諭、沈羿彣, ビオラ/ 黃玲娟、歐聰陽, チェロ/ 歐陽慧儒、王鈺凌, 弦楽アレンジ/ 蘇逸哲, 李哲藝
ヘビーメタルとジャズ・ロックの全く新しい融合を3チャプターにて構成。クラシック音楽の対位法と現代のジャズの和声技法を繊細に融合させ、スピーディーで躍動感ある交響曲に、ロックの強烈なリズムを重ね合わせている。複雑な変拍子のフレーズデザインが、奇想天外な夢の変換と驚きや喜びを彷彿とさせ、夢の中で荒れ狂う暴風が聴覚に大迫力で迫る震撼の一曲。
ゲストミュージシャン:バイオリン/ 盧耿鋒、朱育佑、林思諭、沈羿彣, ビオラ/ 黃玲娟、歐聰陽, チェロ/ 歐陽慧儒、王鈺凌, 弦楽アレンジ/ 蘇逸哲, 李哲藝
夜は明け、新しい一日の始まりだ!太陽が地球を一生懸命温め、都市にキラキラと美しい色彩を添えている。
さぁ私達も光の使者となり、共にあなたと私の素晴らしい人生に光を当てよう。
ウインド・シンセサイザーEWIの独特の高音が士気を高め、精神を高揚させる。メンバーの誰もが一分一秒たりともその貴重な時間を無駄にさせまいと奏でる軽快なリズム。この曲は気力満々に勢いに乗って希望を持って生きる生活態度を描いている。
Skylineと一緒に元気一杯飛び跳ねよう!
仕事やプライベートで時々うまく行かない状況に出くわす事がある。でも、もしある一度の間違いや挫折で前に進む事を恐れてしまったら、現状を変える事はできない。ちょっと休んで対策を考え、安定した呼吸と足取りで継続的に前進すれば、最も美しい果実を手に入れられるだろう。
モデラートの優雅なテンポはまるで人の呼吸や鼓動のように自然な律動だ。無意識に口ずさんでしまう旋律が記憶に残る一曲となっている。
一生において、人は多くの別離を経験する。同級生や同僚との別れ、恋人との別れ、そして親族との別れ。なぜ別れは悲しいのだろう?もしかするとそれは未知の変化を恐れているからなのだろうか?でも別れを悲しむ必要はない、何故なら別れは時にある種の再生でもあるからだ。新しい世界に足を踏み込めば、新しい展開があり、新しい命が生まれる。
この曲は感傷的な余韻を残すバラード。美しく優しいピアノの独奏からスタートし、ラストは情熱的なサックスのシャウトが呼応する。
逆光の中離れ行く、もしかすると今後もう会う事のない相手に精一杯の祝福を送り、想いを伝えよう。
海風を感じながら前進しよう、道の行き止まりには真っ青な海が広がっている。雑事から逃れ、悩みを一時忘れて紺碧の海と青い空に抱かれよう!
この歌は気軽なサンバ調のリズムにラテン音楽によく使われるフィンガースタイルのナイロンストリングスギターを合わせ、6度と3度の音程を大量に使用し、爽やかで楽しいビーチへの旅行を表現している。
海辺をゆっくり散策するのんびり心地よい感覚、ウキウキ楽しい気分の中、リラックスして自由気ままに生きる様を表現した人を楽しい気持ちにさせてくれる一曲だ。
(ゲストミュージシャン:Roberto Zayas ナイロンギター、孫震 ドラム)
あなたもこれまでにこんな出逢いを経験した事があるだろうか?向こうから歩いて来る君は、どこかで出会った事があるように感じる。でも君を引き留める理由は見つからない。君も僕を見ていた、と感じたのは錯覚なのか?勇気を出してこの錯覚をリアルな出逢いに変えるべきだろうか?
この曲はスムーズジャズによく使われるリズムと和声を活かしており、その柔らかな旋律は、人を物語の場景にすんなりと引き込んでしまう。
ジャズギターの巨匠ポール・ジャクソン・ジュニアが感情をたっぷり込めた演奏で完璧にこの曲が描き出したい場景を表現している。
(feat. Paul Jackson Jr. ギター)
(ゲストミュージシャン:楊曉恩 サックス)
もし タイムマシーンが存在するなら過去と未来、どちらに行ってみたい?時を刻む時計のカウントダウン音が聞こえたら、それはその時刻のタイムシップが出発したという証。人生は起伏に富んでいて、順調な時もあれば挫折感に捕われる時もある。
思わず体が動き出す軽快なリズムの中、新しい物を探索する気持ちを持ち続ければ、タイムシップは時に意外なサプライズを与えながら留まる事なく進み続ける。
古典的なファンクフュージョンのグルーヴ感とそれぞれのフレーズにおいて入念にデザインされた和声とリズムの変化を、ジャズサックスの巨匠ジェラルド・アルブライトが奏でるロマンチック且つ奔放な音色が絶妙にコントロールし、留まる事のない時間の流れと移り変わるシーンをリアルに描き出す。
エンディングにおけるピアノとの即興的な掛け合いは必聴だ!
(feat. Gerald Albright サックス)
ある週末、都市の人混みを離れて郊外にある湖畔にバカンスを楽しみに来た。
この曲は簡単な楽器編成で、湖畔をゆったりと歩きながら自由に美しい景色を楽しむ雰囲気をリラックスしたリズムで表現している。
柔らかで繊細な高音サックスと落ち着いた低音のフレットレスベースが掛け合わさると、山と水の対話を聞いているようで、その優しい旋律に酔いしらされる。
(feat. Alain Caron ベース)
(ゲストミュージシャン:朱榮豪 ドラム)
静かな夜、日中の仕事の緊張から離れ、入浴で体をリラックスさせ気持ちをスッキリさせよう。ゆったりとしたボサノバが夜のそよ風のように頬を撫で、何ものにも捕われる事のない自分らしい時間をのんびり楽しんでいる。
一切効果をつけない伝統楽器の自然な音がフルートの優雅な音色を引き立て、心の奥底に眠るプリミティブな感動を描き出す。
(ゲストミュージシャン:楊曉恩 フルート)
雨が上がり、太陽が顔を見せたら、どうしても地平線に虹の跡を探してしまわないだろうか?自分がどの色に属していたとしても、努力を重ね、成長し続ければ人生はまるで虹のようにカラフルで美しいものになるだろう。
フォークロックスタイルを融合したこの曲は、軽快でアップテンポなリズムに優雅なサックスの音色を重ね、7色の美しい赤子のような心を追い求める様子を描いている。
(ゲストミュージシャン:朱榮豪 ドラム)
雨が降り始めた、あなたはどんな気分?雨の雫の如くクリスタルクリアーなシンセサイザーのロック調音楽で幕を開ける。
ギタリストが心を込めて編曲したこの曲は、時にワイルドで時に平静な見事なソロもあり、他の何ものとも比べられない程豊かな雨を表現している。
こんな素敵な雨の饗宴を経験すれば、心が洗われたように透き通る事だろう。雨が止んだ。厚い雲が離散し、視界がくっきりと開けてくる。
アルバム一曲目にしてメイン曲。 ファッショナブルで煌びやかなショーにて輝く、エレガントな都会の男女を表現した一曲。霧がかったミストの中、興奮に渦巻く挑戦的なショーのイメージ。 キーボード奏者ジャズィーがレッドカーペットをイメージして創作した「ファッション エクストラバガンザ」で乾杯!
マイナーブルースを基調に、個人の心の奥底に眠る感情をうたい上げた一曲。 都会の生活においてうまく行かない事はたくさんある。でも、自分の考えを持って逆境に立ち向かえば、必ず何らかの変化が現れるはず。雨が上がれば晴天に!さあ、信念を持って自分の道を歩き出そう。
週末を迎えるワクワクした気持ちを描いた70年代~80年代の香りを残すレトロな曲。 週末を迎える気持ちを曲線で表せば、盛り上がりは最高潮!愛する人と共に過ごす、開放的なワクワク感を表現した一曲。
夢を抱く若者の歌。新天地、都会にて頭角を現そうと上京した青年の決意を描いた一曲。 キーボード奏者ジャズィーが飛躍しようとする若者の心を繊細に表現している。
アルバムの中で最もバラード色の強い一曲。日本ドラマのサウンドトラックを彷彿とさせるこの曲は、キーボード奏者ジャズィーの心の物語。手紙では伝えられない、ある雪の夜の思い出を表現した切ない作品。
夏 × 海岸 = 自由気ままに楽しもう! 都会人なら誰でもこのコンクリートジャングルを抜け出したいと思っているはず素敵な夏がやって来たら、俗世間の煩わしさはすべて忘れて、海岸沿いの道を太陽を追いかけながら走り抜けよう!
(ゲストミュージシャン:王義中 ギター、孫震 ドラム)
ボサノヴァ風の軽やかな旋律は、プロヴァンスで過ごしたあの年の思い出を描き出す。フランスの田園風景がもたらすのんびりした雰囲気と異国情緒を楽しんでほしい。 ベース奏者リチャードが特別にピッコロとフレットレスベースをメイン楽器とし、独創的なスタイルを確立した一曲。
アルバムの中で特にユニークなスタイルを確立してい作品。 キーボード奏者ジャズィーは常々人々を陶酔させるような曲を創作したいと思っていた。異なる感情を旋律に載せ、煌めく光線のように豊かなリズムを見事に融合させた、都会のカオスの中で輝くビートの効いた華やかな一曲。
(ゲストミュージシャン:鍾承洋 ギター)
都会の夜、感情が最も解放されるのは真夜中を過ぎた頃。マスクを取り去り、魂を解放して酒をあおれば、もう言葉はいらない。あの体温の記憶が残されている間に、脳内で味わい深い音符に転換させよう。そう、サックスの旋律さえあれば、もう言葉は必要ない。
アルバムタイトル曲。 EWI (ウィンド・シンセサイザー) の音色がモダンさを強調する。 都市を地表から見るのではなく、1000フィート上空から見ていると想像してほしい。大空から都会の大通りや小さな路地をくまなく飛行すれば、なんて自由で素敵だろう!ギター奏者ショーンが創作したこの曲は、アルバム「City Glide 都市飛行」に最高の解釈を与えてくれた。