もとはウインド・シンセサイザー(EWI)が主旋律を奏でる日本のJ-フュージョンスタイルの曲を、純粋な交響曲に改編した一曲。原曲の躍動感あふれる旋律と豊富な和音が管弦楽の新しい解釈のもと、繊細な感情を表現し、新しさを感じさせる音楽となり、耳に響く。
アフリカのマリンバと太鼓ジャンベがオープニングを飾り、重なり合う主旋律の反復音楽がアフリカ部族の集会で歌われる民謡を表現している。アフロ・キューバン・ジャズのリズムが律動を生み出し、そこに金管五重奏と即興演奏が加わる事で、主旋律とバックグランウドミュージックが交錯し、旅人が見た狩りや追走、荒々しく走り回る感覚を表現している。
(ゲストミュージシャン:吳政君 パーカッション)
南管・北管戯曲の銅鑼と太鼓、そして西洋のファンク音楽が対話する楽曲。二胡と中国の横笛「梆笛」が客家のメロディーを奏で、ピアノがブルースの音階コードを融合、そこに揚琴・古箏・琵琶のサブ演奏が加わり、都会人が騒がしい所から自然に立ち返り、森に戻った際の心に響き高鳴る鼓動を表現している。
(ゲストミュージシャン:吳政君 にこ/ パーカッション)
東方と西洋の文化を結合させた一曲。東洋の楽器、三味線、尺八、筝の五音音階と西洋のファンクミュージックのリズムを融合し、現代の都市空間に古代建築が混じり合い、新しい物と古い物が巧みに交錯するビジュアル、そして静と動、禅と哲学の関係性表現している。
タンゴの魂、バンドネオンが張力に満ちたヴァイオリンとクラリネットと融合し、クラシックなグランドピアノと伝統的な低音ベースの伴奏が、時に情熱的でワイルド、時に繊細で優雅な音楽スタイルを表現している。バーにて寂しい二人の魂が通い合った時、孤独だった二人の情欲的なゲームがここに展開する。
(ゲストミュージシャン:黃婕 アコーディオン)
クラシックギターでフラミンゴをスウィープ奏法と激しいタップで演奏し、そこにペルーの木製太鼓、カホンを軽くタッピングする手法で生み出されるリズムを合わせ、指鳴らしテクニックのパルマスとアコースティック・ベースで、太陽が照りつける南欧地中海の国々にて、至る所で情熱的な男女が音楽に合わせてダンスを踊る風景を表現している。
(ゲストミュージシャン:Roberto Zayas ナイロンギター、 吳政君 パーカッション)
伝統的な北インドの弦楽器シタール、擦弦楽器エスラジ、サイドフライングフルートのバーンスリー、太鼓タブラが主旋律を奏で、インド古典音楽の音楽理論に現れる旋法ラーガを基調に、継続的で変化のない低音ドローンを加え、インド音楽の音階を合わせ、1000年に渡る神秘的で悠遠なガンジス川とインドの人々の一生、苦楽や禍福を共にする関係を表現した一曲。
(ゲストミュージシャン:吳欣澤 シタール、 吳政君 パーカッション)
アメリカのカントリーサイドのニューエイジスタイルの一曲。6/8拍子と4/4拍子が交錯する滑らかなフレーズが、弦楽合奏にて新しく編曲され、原曲の爽やかな曲調を大自然の田園風景のイメージを加えて叙事的に彩る。
アメリカ西海岸のスムーズジャズスタイルの一曲。ジャズギターの柔らかく軽やかな旋律、そしてソプラノサックスと交響楽団の掛け合いは、思いがけない偶然の出逢いであるのに、まるで以前から知っていたような瞬間を、ある種とてもロマンチックな情感で調和させる曲となっている。
このボサノヴァ風の一曲は、アコースティックギターとフレットレスベースをメインの楽器とし、フランスのカントリーサイドに漂う、まったりとしていて多種多様な趣ある味わいを記憶に残す作品だ。原曲に管弦楽を加え、初めて聞いた時の感動をよい形で還元する一曲だ。
(ゲストミュージシャン:Roberto Zayas ナイロンギター、 吳政君 パーカッション)
異国の雰囲気を醸し出すラテンのリズム、トゥンバオにフレットレスベースを合わせ、クラシックギターとフルートの和声に、バリエーション豊かな重層的なラテンの打楽器を加え、厚みのあるユニークな音楽を奏でる。旅人が南アメリカのジャングルを探索し、そこで出会った未知の世界に対する震撼を表現している。
(ゲストミュージシャン:Roberto Zayas ナイロンギター、 吳政君 パーカッション)
一切効果をつけない伝統楽器の自然な音がフルートの優雅な音色を引き立て、心の奥底に眠るプリミティブな感動を描き出す。
(ゲストミュージシャン:Roberto Zayas ナイロンギター、 吳政君 パーカッション)
中世の城の前で旅人が、遥か昔、中欧民族が山を越え、川を渡り、苦難多き遠征に出た栄光を追想する様を表現した一曲。伝統的な中世ヨーロッパの楽器に中欧民謡のメロディーをのせ、霧がかった明け方、出征のラッパが響く。テンポの早いギターとシンコペーションのリズムが、両軍の大戦前の緊張した不安な雰囲気を表現し、悠々たる弦楽器が荘厳な雰囲気を際立たせる。
ヘビーメタルとジャズ・ロックの全く新しい融合を3チャプターにて構成。クラシック音楽の対位法と現代のジャズの和声技法を繊細に融合させ、スピーディーで躍動感ある交響曲に、ロックの強烈なリズムを重ね合わせている。複雑な変拍子のフレーズデザインが、奇想天外な夢の変換と驚きや喜びを彷彿とさせ、夢の中で荒れ狂う暴風が聴覚に大迫力で迫る震撼の一曲。
日本ドラマのサウンドトラックを彷彿とさせるこの曲は、キーボード奏者ジャズィーの心の物語。手紙では伝えられない、ある雪の夜の思い出を表現した切ない作品。
夏 × 海岸 = 自由気ままに楽しもう! 都会人なら誰でもこのコンクリートジャングルを抜け出したいと思っているはず素敵な夏がやって来たら、俗世間の煩わしさはすべて忘れて、海岸沿いの道を太陽を追いかけながら走り抜けよう!
(ゲストミュージシャン:Roberto Zayas ナイロンギター、 吳政君 パーカッション)
この曲は気力満々に勢いに乗って希望を持って生きる生活態度を描いている。
モデラートの優雅なテンポはまるで人の呼吸や鼓動のように自然な律動だ。無意識に口ずさんでしまう旋律が記憶に残る一曲となっている。
フォークロックスタイルを融合したこの曲は、軽快でアップテンポなリズムに優雅なサックスの音色を重ね、7色の美しい赤子のような心を追い求める様子を描いている。
一切効果をつけない伝統楽器の自然な音がフルートの優雅な音色を引き立て、心の奥底に眠るプリミティブな感動を描き出す。
この歌は気軽なサンバ調のリズムにラテン音楽によく使われるフィンガースタイルのナイロンストリングスギターを合わせ、6度と3度の音程を大量に使用し、爽やかで楽しいビーチへの旅行を表現している。
古典的なファンクフュージョンのグルーヴ感とそれぞれのフレーズにおいて入念にデザインされた和声とリズムの変化を、ジャズサックスの巨匠ジェラルド・アルブライトが奏でるロマンチック且つ奔放な音色が絶妙にコントロールし、留まる事のない時間の流れと移り変わるシーンをリアルに描き出す。
雨が降り始めた、あなたはどんな気分?雨の雫の如くクリスタルクリアーなシンセサイザーのロック調音楽で幕を開ける。
ギタリストが心を込めて編曲したこの曲は、時にワイルドで時に平静な見事なソロもあり、他の何ものとも比べられない程豊かな雨を表現している。
マイナーブルースを基調に、個人の心の奥底に眠る感情をうたい上げた一曲。 都会の生活においてうまく行かない事はたくさんある。でも、自分の考えを持って逆境に立ち向かえば、必ず何らかの変化が現れるはず。雨が上がれば晴天に!さあ、信念を持って自分の道を歩き出そう。
この曲はスムーズジャズによく使われるリズムと和声を活かしており、その柔らかな旋律は、人を物語の場景にすんなりと引き込んでしまう。
この曲は感傷的な余韻を残すバラード。美しく優しいピアノの独奏からスタートし、ラストは情熱的なサックスのシャウトが呼応する。
この曲は簡単な楽器編成で、湖畔をゆったりと歩きながら自由に美しい景色を楽しむ雰囲気をリラックスしたリズムで表現している。
柔らかで繊細な高音サックスと落ち着いた低音のフレットレスベースが掛け合わさると、山と水の対話を聞いているようで、その優しい旋律に酔いしらされる。
夏 × 海岸 = 自由気ままに楽しもう! 都会人なら誰でもこのコンクリートジャングルを抜け出したいと思っているはず素敵な夏がやって来たら、俗世間の煩わしさはすべて忘れて、海岸沿いの道を太陽を追いかけながら走り抜けよう!
夢を抱く若者の歌。新天地、都会にて頭角を現そうと上京した青年の決意を描いた一曲。 キーボード奏者ジャズィーが飛躍しようとする若者の心を繊細に表現している。
異なる感情を旋律に載せ、煌めく光線のように豊かなリズムを見事に融合させた、都会のカオスの中で輝くビートの効いた華やかな一曲。
70年代~80年代の香りを残すレトロな曲。 週末を迎える気持ちを曲線で表せば、盛り上がりは最高潮!愛する人と共に過ごす、開放的なワクワク感を表現した一曲。
東洋と西洋の文化を融合させたジャズ作品。東洋の五音音階(ペンタトニックスケール)と西洋のファンクリズムを組み合せ、動・静・禅・哲学の関係を表現している。